バイクの鍵をメットインに閉じ込めた時の対処法

バイクのメットイン
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バイクはちょっと乗りのスクーターから、長距離の移動、ツーリングやレースにも使用されている便利で楽しい乗り物です。
車と比べても比較的価格と維持費が安いことがメリットで、スピードもそれなりに早く126㏄以上・150ccのバイクからは高速道路も走ることが出来ます。
また車に比べて渋滞を回避できる利点もあります。

バイクによってはメットインというちょっとしたスペースが設けられており、文字通りヘルメットの収納・または荷物の収納が出来ます。もちろんメットインには鍵が付いており、中の物が盗まれないよう、メットインが勝手に開かないようにロックが出来ます。ですがこのメットインによるトラブルが多いこともまた事実。

 

メットインの中にうっかり鍵を入れてしまった

これは原付バイク・オートバイ問わずよくあるケースなのですが、鍵を鞄の中にいれたままメットインの中に閉じこめてしまうインロックのトラブル。スペアキーを持ち歩いていれば良いのですが、なかなか外出先にまでスペアキーを持って行くことはないでしょう。

 

メットインの鍵とは

バイクのメットインは独立した鍵穴が付いている場合と、シートオープナーがエンジンキー部分に集約されているケースがあります。メットインに鍵穴があるか無いかによって鍵を開ける方法も変わりますので必ず確認しておきましょう。

 

鍵を開けるには?

急ぎでない場合は、スペアキーを用意します。家に取りに帰る、スペアキーをディーラーに発注する、などの対策も考えられます。外出先で身動きが取れない、スペアキーも紛失している、急いで開けてほしい、といった場合には鍵の業者・ロードサービスに依頼すると良いでしょう。バイク屋さんの場合は、バイクの移動・レッカーが必要となる事もありますので、どこに依頼するかは費用面と時間で決めていくと良いでしょう。

 

鍵を閉じ込めた際の注意点

鍵をうっかり閉じ込めてしまった、でも自力で何とかできないか!という発想のもと、メットインをこじあけようとするケースがあります。これは今後メットインがしっかり閉まらなくなる、鍵が使えなくなる恐れがありますので、バイクを今後使わないという覚悟の元行うことになります。鍵屋さんが鍵を開ける際には、鍵穴をピッキングとう開錠方法を使って開けることになります(鍵の種類による)。そのときに、メットインをこじ開けたり、鍵穴をほじくり回したりした結果、時間もかかり最終的に開かないとなることもあるので、出来るだけ鍵周りは綺麗にしておいて短時間で開錠してもらえるようにしておきましょう。

 

シートオープナーがエンジンキー部分にある場合

このケースでは、ピッキング開錠が出来ない為、鍵はまず作ってから開錠することになるでしょう。スクーターなどに多い鍵の種類です。

 

バイクの鍵開け・インロックトラブルの開錠は比較的早く解決できる傾向にあります。まずは業者に連絡し、到着時間や費用などをもとに考えてみてください。